公務員試験 過去問について

公務員試験の対策として、過去問を勉強される方は多いと思います。

書店で購入できる『○○年度公務員試験 過去問』(国家一種、国家二種、国家三種、地方上級・一種、地方中級・二種、地方初級・三種、市役所、警察官、消防士など様々な種別があります。)の他に、地方公務員志望なら受験する自治体のHPなどで過去問を探してみましょう。

都道府県庁 行政職論文傾向と対策

都道府県庁職員採用試験での2011年度(平成23年度)、2010年度(平成22年度)の論文テーマ(行政職)の傾向を探ってみましょう。

「少子高齢化」「財政と住民サービス」といった多くの自治体に共通した問題、そして、公務員といえど即戦力を求める方向に変わりなく、「あなたが入庁した場合何ができるか」といった、一般の会社でもよく聞かれる文言が論文課題としてもあがっています。

地方自治体も様々なサービス、特色で競争する時代であることを反映して、「満足度」をあげ、若者を呼び込み・定住させたいという思いを持っていることが特に地方の論文設問から読み取れます。

もちろん地球規模の「環境問題」も大切ですが、足もとの「雇用」「地域振興」といった地道な、しかし市井の生活に直結する「地方を元気にする方法」のアイディアを募っているような面も見て取れます。

大震災を受けて「危機管理」のあり方を問うものが多くなってるかと予想しましたが、あまりありませんでした。

論文試験の対策ですが、以上のような出題傾向を踏まえて、まず、自分が受験しようと思っている都道府県市町村など自治体の現状を把握します。自治体HPや地方紙、県民新聞などを活用すると良いでしょう。

自治体の規模(人口、年齢の割合)、産業(現在盛んな産業や衰退した産業)、資源、失業率、財政状況、出生率など。全国平均と比べてみると、現在自治体が抱えている問題が自ずから見えてきます。

そして、最も大切なのが、現状を把握した上で、これから先にどうすればいいのか、を考えておくことです。すぐに実行に移せる施策、長い時間を掛けなくてはいけないが、過去の事例や他の自治体の事例を考えて成功しそうだという施策。一つだけではなく、たくさんのアイデアをストックしておくことが重要です。新聞、ニュースなどを常に問題意識を持ってみることが一つの対策になると思います。

都道府県庁 過去問(論文・作文テーマ)