国家公務員採用試験(総合職、一般職、専門職)では、採用試験の受験申込をインターネットで行います。 インターネット環境(原則パソコン)とプリンター、メールアドレスが必要になります。
申込受付期間に事前登録、受験申込を行い、受験票発行期間に受験票(PDFファイル)をダウンロード、印刷します。 いずれも10日間ほどと短いため、忘れないように気をつけましょう。(特に受験票のダウンロード)
高卒程度の各試験(一般職高卒程度、税務職員、皇宮護衛官、刑務官等)では、「インターネット申込みができない特段の 状況にある場合は○○に問い合わせてください」との記載もあります。あてはまる場合は遠慮なく問い合わせしましょう。
その他の国家公務員を採用する試験では、それぞれ申込方法が異なります。
たとえば、国会職員(特別職国家公務員)である参議院事務局職員総合職試験(大卒程度)では、郵送申込です。 募集要項、申込書類は直接請求、郵便等での請求の他、ダウンロードして作成することもできます。ただし、この場合は サイズや両面印刷などの注意事項を確認することが大切です。
地方公務員試験の申込方法は各自治体により異なります。申込方法は、インターネット、郵送、持参のいずれかで、 複数の方法をとるところが多いです。ただし、申込方法によって受付期間が異なる場合もあります。
インターネットのみ、郵送のみ、持参のみと、申込方法が一種類のところもあります。持参申込の中では、申込受付時に 面接を行うため、必ず本人が提出すること、と書かれているところもあります。
複数の自治体の試験案内を取り寄せる方がほとんどだと思いますので、取り違え・勘違いなどで受験できないことの ないようにしましょう。
試験申込する際に最も気をつけなくてはいけないのは、締切日です。(もちろん提出書類をきちんとそろえるのは 当然です。)郵送の場合は、必着なのか消印(通信日日付印)有効なのかをきちんと確認してください。
また、郵便事故を避けるためにも、必ず「簡易書留」で出しましょう。
郵送申込で書類を送る場合、多くの人が手元に複写を残しておくと思います。書いた内容や送り先など、整理しやすいですし、 今後の参考にもなります。インターネットでも、フォームに入力する時には、事前にメモ帳などで作成するか、フォームの スクリーンショットを取って残しておくといいですね。
インターネット申込はとても便利ですが、アクセスが集中して、接続自体できなくなることも。急なサーバダウンもあるかもしれません。 締切直前などは混み合うこともありますので、ネット申込だからいつでもできる、とは思わずに早めの申込を心がけましょう。